カフェパウゼをあなたと

コーヒー片手に語らいを!わたしと、みんなと、そしてあなた自身の過去・未来と。

オンラインとオフラインを往復するゼミを開こう

ただの同窓会では終わらせない!

三連休の最後の日、東京では爽やかな秋晴れに恵まれました。こんな日は、旧交をあたためるのにもピッタリです。アメリカ留学している親友が一時帰国するのに合わせて、大学学部の同窓生を10人集めて、楽しいカフェパウゼを行いました。
嘘です。・・・実は、全然「Pause(休憩)」ではなく、知的好奇心を刺激するゼミを行いました。

Facebookの裏技:秘密のグループというしくみ

皆さん、「Facebookは友達の幅が広がり過ぎちゃうからやりたくないなあ」という理由でためらっていませんか。今回、同窓会を自主ゼミに発展させるために、秘密のグループという機能を使いました。詳しい方法は他日を期しますが、これを使うと、メンバー以外には誰が所属しているかどころかグループの存在すらわからないグループを作成することができます。今回は、ここでのオンラインでの情報交換を、オフラインにつなげ、そして更にオンラインでの緩やかなつながりに戻すと言う試みの一貫として位置づけました。

NUBoard新書版をネームカードにして自己紹介

CANSAY ノート型ホワイトボード NUboard (新書判サイズ)

CANSAY ノート型ホワイトボード NUboard (新書判サイズ)


今回のメンバーは、同期といえどもつながりの中心は私。ですから、他のメンバー間では初対面ということが結構ありました。えへへ、同期という名の下に当時は交流が無かった人たちを結びつけてみたのです。もっとも、会場はいつもの喫茶店。ネームカードなんてありません。そうすると、顔と名前がなかなか一致しないという悲劇が・・・。 そこで、最初の30分は、NUBoard新書版を手渡して、自分の名前(本名とオンラインでのID)を書いてもらって、自己紹介をしてもらうことにしました。これが意外と好評でした。

即興!マインドマップワークショップ

私がやたらとマインドマップを使いながら話をするものですから(参照、「NUBoard(ヌーボード)をコミュニケーションに使おう #NUboard - カフェパウゼをあなたと」)、「それ、どうやって書くの?」という質問が飛び交う飛び交う。そこで、二次会は即興でマインドマップワークショップを開催。目の前でマインドマップを書いて見せて、納得してもらいました。そして、今一番悩んでいることをテーマにして、簡易マインドマップを書き、プレゼンをしてもらいました。

思わぬ効用

ぶっつけ本番で思いついた試み。思いも寄らない成果が出ました。

「とにかく書く」「書いて考える」ができるようになった

最初はペンを走らせるまえに「うーん」と悩んでしまった人もいました。しかし、NUBoard新書版でホワイトボードに書く喜びを知り、マインドマップで発想を広げていく作業をしてみるとあら不思議。
「思ったよりいっぱい書けるじゃないか!」
素直にそんな感嘆符が飛び出たことに、私はとても心躍りました。

遠く離れていても、お互いの悩みは近かった

普段はアメリカ、東京、京都などなど、様々な場所で、様々な立場で活躍している同期たち。
しかし、悩みを書き出してみれば、お互いの関心は思いの外近いものでした。
また、既にその悩みに挑んだ者もいて、「こうするといいんじゃないかな」なんてアドバイスも。
単に自己紹介をするのではなく、悩みによりそう事で、お互いをより深く知ることが出来ました。

同期とのひとときは「歩まなかった別の人生」の再確認

また、今回の参加メンバーはお互いにとって大学同期。自分たちが共有した最後の1年の過ごし方が違っただけで、結構別の立場にいます。そう、隣の仲間の姿は、ひょっとしたら自分が歩んだかもしれない別の人生。そんな想いも抱きました。
そう、ちょうど、RADWIMPSの「夢番地」ですよ。(一番好きな曲です。カラオケの十八番。)

誰かがきっと今僕にとっての夢を叶えてくれている
僕もきっと 誰かにとっての夢を叶えている

RADWIMPS4~おかずのごはん~

RADWIMPS4~おかずのごはん~

所収。

未来への種まき

私としても抱えていた論文の種を一粒、このメンバーに投下してきました。実に様々な職種の居るメンバーだから、全く思いも寄らない角度からのコメントが帰ってきました。これを持ち帰って、論文に育てようと思います。

合い言葉は「続きはwebで!」

どんなに楽しい時間もやがて過ぎ去り、あたりは夕暮れ。明日には日常が待っています。
遠く離れた土地や立場に戻っていく同期達。
しかし、わたしたちにはとっておきのホームがあるのです・・・
「続きはwebで!」
そう、今回参加出来なかったメンバーも含めて、議論の続きはwebでやればいいのです。
好きな時間に、世界のどこからでもアクセスできるプラットフォーム。
見ず知らずの相手ではないからこそ、思いの丈をぶちまけることができる。
オンラインとオフラインを往復することで、議論はまた一段と深まって広がっていくことでしょう。

やっぱりリアルのカフェパウゼもいいものですね。
それでは、また愉しい、刺激的なカフェパウゼを。