カフェパウゼをあなたと

コーヒー片手に語らいを!わたしと、みんなと、そしてあなた自身の過去・未来と。

2年半あまりを振り返って(その6) ロースクール終幕

なんだかんだで最終学期。期限のついた爆弾を抱え続けて早1年半、ついにきてしまいました(汗)。
それなのに必修も2つあります…さらに「ある意味必修」な科目(ドイツ法、法制史(ドイツ近現代法史)、地方自治法)もあって、さらにはADR(裁判外紛争処理法)とかも取ってますが何か(ぇ)な状態で、3ヶ月の地獄が始まりました(汗)。

この3ヶ月というのは、「宿題」執筆の合間を縫って授業なのか、授業の合間を見て執筆なのかまったく良くわからない状態でした。ということで、択一の勉強は10月途中でギブアップ(駄目司法試験受験生)。*1


でも、今読み返してみると10月、それ以外の予定も多すぎですね(汗)。よく体がもったものだ。アメリカの消費者法の教授や、ゼミの先輩である裁判官や大学教員の方と「宿題」についてお話できたのは本当によかったですが。


11月になると、地方自治と機能的自治、金庫制度について思いをはせたりしてました(ぇ)。*2あれ、宿題とまったく関係な(以下略)。つまり、「ある意味必修」科目での発表があったりしたもので・・・


ということで、本当に「一気に」書き上げたというのが率直な感想です。
いつだったかラーメンの喩えをこのブログにも書いたのですが、あのあたりでようやく方向性が見えてきて、でもそのあともやっぱり大変で(いきなり精読モードに入るのは意外と大変。)。
これ以上書くとこのブログは「宿題」を評価する側の方もごらんになってる可能性があるのでなんともいえないんですが、頭を切り替えながら日々過ごすのは本当に大変でした。



最後の学期の必修は、現代における「団体」論、とでも言うべき授業と、法曹倫理でした。
前者は宿題のテーマに密接関連してましたし、後者は本当に面白かったです。
弁護士って本当に大変だなあと思いました。正直、やりたくなくなった(ぇ)。というのは冗談にしても、本当に大変な、でもやりがいのある職業だということがわかりました。
(あ、これから試験勉強だ・・・職務規程読まないと。)



そして来てしまった12月。
ほとんど書きあがっていない状態から最後の2週間で一気に書き上げたことは今使っているパソコンの履歴が証明しています(汗)。指導教員の先生には本当に本当にご迷惑をおかけしました。


こんな状態でしたので、実は最後の一ヶ月はほとんど自宅に戻っていません。10月ごろから徐々に家に帰らなくなりました。(どうしていたのかは黙秘。)自宅にもどれば毎日往復3時間半はかかってしまう、とはいえ資料は大学にある。でもロースクールの建物には自分の使っている資料を置く場所はない。(小六法or判例六法で一杯です)
ついでに言うと、ロースクール生は資料を借り出すことができなかったり、自習室は満杯に近かったりで、あまり居たくなかったというのもあります。
正直、研究室に机がある修士課程の友人がうらやましかったです。



最後の最後は、ほとんどの科目を一度欠席してしまいましたが、なんとか期限内に形にすることができました。
ノートを取ってくれた友人と、事情を察して不問に付してくださった先生方に感謝します。

*1:でも、会社法だけは勉強会になんとかついていけるくらいはやりました。

*2:ドイツ法を勉強したことがない方には不親切な書き方ですみません。