文章をモリモリ書くための4つのステップ
書くことはなんとなく頭にあるのだけど、なかなか文章として出てこないということがよくあります。書いている途中で手を止めないために、文章を書くステップを4つに分解してみましょう。今回は、どういう流れで進めていくか、大枠をご紹介します。

Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術)
- 作者: 倉下忠憲
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 48回
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倉下忠憲『ハイブリッド発想術』4章に、詳しい考え方や他のソフトの紹介もあるので是非ご参照ください。
今日のまとめ
1.手書きでキーワードを出す
2.FreeMindで並び替える
3.一旦テキストエディタにコピペ
4.Wordで整形する
4つのステップ
1.手書きでキーワードを出す
書きたい内容を、順番は適当にノートに書きつけていきます。この段階ではとにかく「出す」ことに専念しましょう。あとで削ることも並び替えることも出来るんだから、発想を自由にしましょう。このとき、手書きマインドマップであってもいいし、なくてもいいです。字が汚くても大丈夫です。
2.FreeMindで並び替える
FreeMindとは、無料で提供されているマインドマップ作成支援ソフトです。
導入方法から使い方も含めて、「FreeMind使おう会」というサイトの解説を参考にしました。
このソフトのいいところは、無料であること、Win版もMac版もあること、そしてテキストをコピーアンドペーストすることで他のソフトウェア上でテキストを再利用できることです。
手書きで書いたことを写していくつもりでどんどん記入しましょう。気がついたことやひらめいたことがあればコメントとして書いておきます。今回は☆をつけた部分が本筋ではないコメントになっています。あとで削除するときにわかりやすいですね。ひらめいたことを放置すると、気持ち悪くなって手が止まってしまうので、ここでも「あとで削ればいいや」と気楽に行きましょう。
そして、書いたあと並び替えます。並び替えることができるのはデジタルなマインドマップのいいところです。マインドマップって何?デジタルとアナログって?と言う方はアシタノレシピでやまもとさをんさんが解説してくださっているのでご参照ください。
3.一旦テキストエディタにコピペ
この作業で順番をとりあえず確定させます。
そのままWordに貼り付けると、段差がそのまま維持されます。
これはこれで、そのままアウトライン型の資料として使えます。
ここでは文章の形にしたいので、余計な段差を一括置換で取りましょう。
段差になっている部分を選択してコピーし、置換前にいれます。置換後には何も記入しません。この状態で一括で置換すれば、全てまとめて削除できます。
良いところ
この方法の良いところは、文章を書くためのプロセスを分割することで手が止まりそうになったら「なだめすかして進める」ことができます。あともうちょっと、「とりあえず」やろうという気持ちになればいいのです。
また、途中で他の人にも見せられるのも良いところです。話しながら前に進むことも出来るので、方針が決まった早い段階で上司やパートナーと相談することができます。
とりあえずブログを書くのに使ってみては
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくると快適です。とりあえず、ブログを書くのに使ってみてはいかがでしょうか。
それでは、みなさん良いカフェパウゼを。