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カフェパウゼをあなたと

コーヒー片手に語らいを!わたしと、みんなと、そしてあなた自身の過去・未来と。

「若手法学研究者フォーラム」はじめています

愉しい研究会の特徴は?

京都での研究会が愉しすぎた

冒頭で引用したツイートに私の報告風景が映っていますとおり、「情報法・情報政策研究会」の京都合宿、そして「ドイツ法フォーラム」で報告させていただきました。この二つの研究会が、いつもの研究会とはまた違った刺激があり、非常に愉しかったのです。あえて言えば、この進路を選んで本当によかったと心から思えたのでした。

「建設的質疑」と専門性の相対性

それでは、なぜそこまで愉しく、日頃よりも刺激を受けたのか。
以前、研究会での質疑についてこんな記事を書きました。
実りある研究会から「発話」と「発言」の間を考える - カフェパウゼをあなたと
ここでいわんとしていることと共通するのですが、批判的な質問は、ある意味やりやすいのです。抜けているところを指摘すればいいのですから。ただ、建設的な質問は、むずかしい。ただ「わからないから」と聞けば、相手は萎縮してしまうかもしれないし・・・。本当に面白くなるのは、建設的な質疑が出た後です。この二つの研究会は、他の研究会よりも建設的質疑が多かったのです。

それでは、多かったのはナゼ?・・・いくつか共通する特徴があると思うのですが、一番は専門性が様々であった、ということです。A分野の専門家と、B分野の専門家と、どっちでもない「普通の人」が混在して、全く関係のないαというテーマで語り合う、というスタイルでした。そのため、日頃はA分野の専門家だけで話しているときには疑いもしない自明の前提が、質問として出てくる。その質問それ自体が、そしてそれが引き起こす化学反応がとても建設的だったのです。

「若手」であること

また、参加者の年齢が近かったこともあげられます。「情報法・情報政策研究会」はだいたい20代後半から30代の人達の集まり。「ドイツ法フォーラム」は、出来た当初は30前後の皆さんが、15年続けた集まりですが、「若手と元若手の集まり」を自称しており、その気持ちを忘れないために「さん」で呼び合うことにしています。

「もっとやりたい!」

つぶし合わない、しかし気を抜かない

素直に心から出た言葉、「もっとやりたい」。特に、つぶし合わないけど気を抜かない研究会。もちろん、専門性の高い研究会で鍛えられた以上、それをおろそかにしてはいけないけれど、こういう形の集まりがあってもいい。

ロースクール時代に欲しかった

特に、気軽に、しかし真剣に、法学の話が出来る場所。これは、ロースクールに通いつつ研究者を目指していたときの私がとてもほしかった場でした。ドイツ法フォーラムはそんな私にとって、はじめての場として機能していたことを、昨日のことのように思い出します。


オンラインとオフラインの往復

オンラインのメリット

しかし、皆忙しい。いつもいつも顔を合わせるわけにはいかない。よろしい、ならばオンラインだ。オンラインで互いの関心を知っておく。また、「ちょっとしたこと過ぎてなかなか聞く相手がいない」ことも、手の空いたときに答える人がいる。

オフラインに持ち込もう

そして、オフラインでは、もう挨拶とか社交辞令とかなしで、どんどん話をする。やはり、顔を見ながら話をすると、情報伝達の速度も変わります。

なんなら動画で

さらに、動画でやりとりする方法も、この1,2年で飛躍的に幅が広がりました。これなら、遠方でも、オフライン類似のやり方ができます。

「若手法学研究者フォーラム」、はじめています

Facebookグループでやってます

あれこれ考えていても仕方が無いので、しばらくやってみました。思いのほか、よさそうなので、今回、メンバーを募集します。ただ、先に作った研究ハックフォーラムとは区別するため、「若手」の「法学関係」限定で考えています。専門によらない、また、必ずしも研究職ではない人でも研究手法に興味がある場合は、研究ハックフォーラムへぜひご参加ください。
「研究ハックフォーラム」をはじめます - カフェパウゼをあなたと

参加要件と留意事項

そのような趣旨から、参加要件を設けています。

参加要件:
1.2013年4月1日時点で、満40歳以下であること。
2.以下のいずれかに該当すること。
(1)法学系の修士課程・博士課程に在籍しているか、在籍したことがある方。
(2)法学系の博士課程進学や助教等への採用を目指して、現在、研究論文を執筆中である方。
(3)法曹資格を有しており、ロースクールでの教育に関心があり、今後研究論文を執筆する予定がある方。
(4)上記の趣旨に鑑みて、準じると管理人が認める方。
*ここでの「研究論文」:制度・事例紹介に留まらない学術的価値を目指している論文。長さは問いません。
3.参加後速やかに、関心分野、学歴、職歴、研究歴等を含んだ自己紹介投稿をすること。

また、留意事項も設けています。

書き込み時の留意事項:
1.法学研究・法学教育に関する悩みや、研究会案内等、参加要件に掲げた皆さんに聞いてみたいこと、お知らせしたいことを書き込んでください。
2.後から参加するかもしれないメンバーに見られても困らないことだけ書いてください。
3.誠実に、真剣に、しかし肩肘は張りすぎない投稿やコメントをお願いします。

実際の例

それでは、どういう議論がなされているのか?すこし抽象度を上げて紹介します。
弁護士で現在アメリカの大学院に留学しているメンバーが、ペーパー執筆中に困った事態に遭遇しました。「うわ、もうファーストドラフト固まったのに、同じ切り込み方の先行研究を見つけちゃった!どうしよう!」
そこで、大学教員のメンバーから、適切なアドバイスをいただいて一安心。
これ、研究ハックフォーラムでもありそうではありますが、法学研究での常識が問われているという意味では、法学に限定した意味が出たと感じています。
詳しくは、参加してみてください。

とりあえずやってみよう

どういうインパクトをもつか、これからどうなるかわかりませんが、とりあえずやってみよう、ということではじめます。
要件に当たる人、ぜひ、以下のページから参加申請してください!
ただ、ぱうぜと一度も会ったことがない人や、申請いただいたときに判別がつきそうがない人の場合はTwitterアカウント(@)あてのメンション等でお知らせください。
(もちろん、私のメールアドレスをご存知の方は、そこから質問していただいても結構です。)
こちらのリンクからどうぞ。
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うまくいくと良いな、そんな希望も込めて、今日もカフェパウゼを。